こんばんは、sinです。
今日は読んだ本の感想!
竹林七草著「お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課」
を読みました!
こちらも手に取った後、7巻まで出ていることを知りました。
7巻で完結しているそうですが、今回は1巻の感想を。
私はホラーというか、怪異とかそういうオカルト的な
お話を中心に読んで行っているのですが、
今回も名前の幽冥が気になって手に取りました。
内容はめちゃポップで面白コメディです。
ストーリーとしては、国の期間である幽冥推進課が、
国土開発の妨げになっている地縛霊などを
立ち退かせるために奮闘するというお話です。もうおもろい。
地縛霊たちもおどろおどろしい感じではなく、
ピュアな人間として描かれています。
恨みつらみ……みたいな地縛霊ではなくて、
死んだことを理解できていなかったり、死んだ理由に縛られていたり。
そういう霊の話を聞いて、成仏させるお話です。
主人公の朝霧夕霞は、幽冥推進課唯一の人間職員として(他の職員は妖怪)
気合いと根性と、熱意でどうにかする!っていうのが、
読んでいて清々しいです。爽快感。
登場人物たちがピュアすぎる。眩しい光と風……って感じです。
登場するキャラでは火車先輩が、かわいカッコよくて一番好き。
お話の中にも書かれていますが、
火車は「生前に悪行を為した人物の死体を奪う妖怪」であり、
元をたどれば「火に包まれた車でもって死に逝く生者をあの世から迎えにくる」
そういう存在です。
猫や虎のような姿で描かれることが多いのですが、
幽冥推進課の火車は葬儀の意義や死者への扱いが変わりつつある世で、
ただのしゃべる猫になってしまっているようです。
妖怪などは人々から忘れられてしまうと存在できない、
物語によって形作られている刀剣乱舞などで感じる世界観と
通じるところがあって、好きです。
ちなみに刀剣乱舞には火車切という火車を切ったとされる刀がいます。
妖怪・幽霊と刀は相反するものなので……。
面白コメディではあるのですが、
人が死ぬ瞬間などに注目することになるので、悲しい部分はあります。
個人的に2章の事故で死んでしまった男性が、
家族に会いたいという気持ちだけで地縛霊になるも、
家にはどうしてもたどり着けず……というお話が、グッときました。
突然死んでしまった人、残された家族。
物語はハッピーエンドですが、誰にでも起こりうる悲しみを感じて、
胸がうぐぐとなります。
でも死は平等に一人1回。
だからこそ、主人公のように熱く生きねばなと思います。
今後の火車先輩や他の登場人物たちの行方も気になるので、
7巻まで読んでみようと思います!
今日はこのくらいで。
職場で体調不良者が続出していて、やばい。
私もなんか頭痛い気がするけど、気のせいだよね……???