こんばんは、sinです。
今日から三連休ですね。
天気も良くておでかけ日和で、お外に出られる方も多いと思います。
まあ私は人混みが苦手なので、外出の予定はありません!
でも秋と言えば、読書の秋!ということで、
背筋著「近畿地方のある場所について」を読みました!
久しぶりにホラー!私が読んだのは単行本版です。
文庫版は違う内容らしい……。
今年映画化されたことで、タイトルを知ってる方も多いと思います。
私もXの映画告知で本作を知りました。
ただ私ホラーについて映像は苦手なので、本を読むことに……。
以下ネタバレを含む感想です!
個人的には、「いや~~~~これだよ、これ!」って感じの
個人的ホラーあるある要素全部乗せみたいなお話でした。
土着信仰、新興宗教、怪異、怪談、ホラースポット凸実況など、
好きな要素てんこ盛りでよかったです。
続きが気になって2時間くらいで全部読みました。
ストーリーはとある近畿地方(本文では●●●●●となっている)を
中心に起こる不可解な現象を、新人編集者とライターが追った記録をもとに
謎に迫っていくという感じです。
新人編集者はこれを追っているさなかに消息不明になったため
ライターである背筋さんが情報を集めるために書いたという
前置きでスタートします。
最後のネタバレになりますが、この情報を集めるためというのは建前で、
本当はこの怪異たちの呪いをふりまくために
情報を拡散していたというオチでした。
前に読んだ「火のないところに煙は」もそうでしたが、
怪異について話をしたり聞いたりすることで縁ができて、拡散していく……
というのは王道でもあり、やっぱり怖くていいですね。
出てくる中心の怪異も、都市伝説っぽい感じのやつから、
神になりかけみたいな怪異までいてよかったです。
とくに「おしらさま」はメインの怪異ですが、
こういう人間をマネするように声をかけてくる奴はやっかいですね~~。
山から出てこれないなら、まだ救いはあるか?
女児をメインに狙っているあたりロリコンか?
こういう神っぽい存在の裏側としてお話でよくあるのは、
実は神は関係なくて、村の男たちの都合の良いように女を使うため、
みたいなのもあるけど、その辺はどうなんだろう。因習村的な。
でも実際巨人を見てるから、独立した存在になってるもんな~。
明治時代のまさるという人物が起源だという話もありましたが、
まさるは精神疾患等で、村の人に体よく殺されたとかもあったりする?
だめだ、これまでのホラー作品からの深読みがはかどってしまう。
また「おしらさま」に触れて怪異になったと描かれている
「赤い女」と「あきらくん」。
「赤い女」は人間味が強くて、
自身の弱さと欲に負けて怪異になっちゃった感じかな。
そこから生み出された「あきらくん」は、
もはや命を喰うことしかできない獣って感じ。
襲ってくるのに理由がないから、一番理不尽かも。
三者三様でよいですね。
語られる時代は現代で、コロナ前後とされているので、
拡散にインターネットを使っているあたり、頭のいい怪異だな。
まあ人間が元になっている怪異は、流行に敏いのかな。
電話からメール、SNSと対応力がすごい。
映画はちょっと怖くて見れないけど、映画もエンディングが違うみたい。
人気になるのが分かるくらい、すごく面白かったです。
今日はこのくらいで。
寝るのがちょっと怖いけど、
近畿地方じゃないから大丈夫なはず……(フラグ)。