sinの自由帳

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初めての一人旅⑨【本能寺編】

こんばんは、sinです。

 

今日も一人旅の続き!

(前回はこちら→初めての一人旅⑧【坂本龍馬墓地編】 - sinの自由帳

2日目の夕方になってきてました。

 

近江屋跡を後にした私は、足の疲れがとんでもなかったので、

茶店に入ろうかと考えいていたんですが、時はすでに15時過ぎ。

行くつもりだった本能寺の参拝時間は17時までとのことだったので、

休憩はせず、本能寺へ直行。

地図上では近江屋跡地から700mほどなのですが、

正面の入り口がわからずうろうろ。

寺町専門店会商店街に入口があるのですが、

大通りに出てしまってちょっと迷いました。

 

たどり着いた入り口。

ここに来て初めて、大寶殿宝物館で刀剣の展示を行っていることを知りました。

これは嬉しいサプライズ!!!早めに来てよかった!!!

 

さっそく展示へ。料金は700円でした。

2階がメイン会場となっていて、本能寺の寺宝がずらり。

 

刀だけではなく、茶壷や茶わん、肖像画等もありました。

有名な三足の蛙型香炉もありました!

リアル蛙は苦手なんですが、これはかわいいかも。

三足の蛙は古来より、天災を予知する力を持つとされていて、

この香炉は、信長の本能寺の変前夜に突然鳴き出して

異変を伝えたとされています。

奇数は中国で昔から縁起が良いとされているので、奇数の足なのだそう。

特別な感じがしますね。

 

刀も多くの展示がありました。

三条宗近作刀と伝わる刀です。こちらは写真撮影OKでした。

三条宗近といえば、刀剣乱舞では天下五剣・三日月宗近がおりますが、

やはり有名な刀鍛冶だけに、信長も所有していたんですね。

大きいですが、すらっときゅっとした美しさがある印象を受けました。

 

そして信長が愛してやまなかった刀匠・光忠の刀。

その中でも本能寺の変において、

信長の最期まで振るわれたといわれた刀がこちら。

 

復元 実休光忠

現物は本能寺の変において燃えてしまい、所在不明となっています。

こちらも刀剣乱舞に登場する刀の一振り。

出会えると思っていなかったので、うれしいです。

美しく雄大で力強い印象を受けました。打撃が高そう。

 

信長所有刀以外にも、森蘭丸所有刀もありました。

蘭丸も本能寺の変で戦死しているんですもんね……。

刀剣乱舞―廻―」を思い出すな……。

 

そして、復元 薬研藤四郎。

こちらはアクリルケースの中におさめられており、

手にもって見ることができます。

置いてある机があり、そこに座って一人ずつ見る形になります。

私が行ったときは人が少なかったので、ゆっくり見ることができました。

でも緊張で写真を撮るのを忘れてました……。

 

薬研藤四郎も刀剣乱舞に登場する刀。

初期からいるので、なじみ深いキャラクターです。

持ち主が自害しようとしたところ腹に刺さらず、

怒りに任せて投げると薬研(薬草をすりつぶす石でできた器具)が切れた

という逸話がある刀です。

こちらも実休光忠同様、本能寺の変のあと所在不明となっています。

厚くまっすぐした刃は力強く、凛としていました。

これで腹が切れないなら、信頼も抜群。頼れる兄貴間違いなし……!

 

2階の入り口カウンターにはキャラクターの

薬研藤四郎のぬいぐるみがありました。

いろんな審神者が来てるんやね。これからも本能寺で大事にされていってね。

 

せっかくなので、実休光忠と薬研藤四郎のポストカードを買いました。

1枚100円でした。安い。形を模したペーパーナイフもありました。

 

展示を出た後信長公墓にお参りし、本能寺を後にしました。

大河ドラマ「どうする家康」を見ていた身としては、

岡田信長が思い起こされるばかり……(笑)

有名な歴史の一幕ですが、これも勉強しなおさないと!

 

今回はこのくらいで。

この後は、京都駅に戻りお土産物色などをしました。

まだ続くぞ!おたのしみに~。